なのぼ~どAG スケッチをアップロードできず?

なのぼ~どAGを組み立て、スケッチをアップロードしようとしたところ、LEDの点滅の仕方がほかの物とは違い、アップロードできないものがありました。
・AVRispでの書き込みはできて、起動後の動作には問題がありません。
・bootloaderの中身を比較しても問題ありません。
・アップロード直前に、リセットをするとアップロードできました。
つまり、オートリセットに問題ありということですね。
そこで、配線を確認するとリセット信号を出力するPL-2303HX/USB-Serialの2番ピンを確認すると、目視ではわかりませんでしたが、接触不良だったようで、半田付け直しで直りました。
原因発見まで2時間、修正作業5分でした。

ちびでぃ~の LCD表示サンプル


Arduino IDE 1.0.1 で、ちびでぃ~の2や、ちびでぃ~のPROにLCDを付けて表示するときのサンプルスケッチ chibiduino2_LCD.pde を使うには、ちょいと変更が必要。

1)#include部分の変更

#include "WProgram.h"                   // needed for IDE to understand a "byte"!
この行を、以下のように変更


#if defined(ARDUINO) && ARDUINO >= 100
#include "Arduino.h"
#else
#include "WProgram.h"                   // needed for IDE to understand a "byte"!
#endif

2)ついでにファイルの拡張子も変更しておきましょうか

chibiduino2_LCD.pde => chibiduino2_LCD.ino

これで、OKです。

ちびでぃ~のPROを動かす

ちびでぃ~のPRO 動作確認

環境は
-ArduineIDE1.0.1
-eXtreme Buner AVR V1.2


**ATmega8 (8MHz Internal OSC)のばあい

1)eXtreme Buner AVR V1.2で ChipはATmega8を選び
下記のファイルをFlashに書き込む
\arduino-1.0.1\hardware\arduino\bootloaders\optiboot\optiboot_atmega8-8m.hex

ちなみに、Fuseは Low=0x94、High=0xdc


3)ArduinoIDEでSampleのBlinkを書き込んでみる!
ボードの選択は、なのぼ~どで作成した [Optiboot] ATmega8 8MHz を選びます
無事LED点滅してOKです!




**ATmeg328(16MHz Xtal) の場合。

1)ATmega328の定義追加ということで、

\eXtreme Burner - AVR\Data\chips.xml

このファイルに下記の行を追加

<CHIP>
<NAME>ATmega328</NAME>
<FLASH>32768</FLASH>
<EEPROM>1024</EEPROM>
<SIG>0x0014951E</SIG>
<PAGE>128</PAGE>
<LFUSE>YES</LFUSE>
<HFUSE>YES</HFUSE>
<EFUSE>YES</EFUSE>
<LOCK>YES</LOCK>
<CALIB>YES</CALIB>
<PLACEMENT>.\Images\Placements\ZIF_DIP_40.bmp</PLACEMENT>
</CHIP>


2)eXtreme Buner AVR V1.2で ChipはATmega328を選び
下記のファイルをFlashに書き込む
\arduino-1.0.1\hardware\arduino\bootloaders\optiboot\optiboot_atmega328.hex

ちなみに、Fuseは Low=0xff、High=0xde、Extend=0xfc

3)ArduinoIDEでSampleのBlinkを書き込んでみる!
ボードの選択は、Arduino Uno を選びます
無事LED点滅してOKです。!


朝日新聞に紹介記事掲載


8月25日の朝日新聞 山形版に、「電子工作オープンラボ」の紹介記事が掲載されました。
思いのほか大きな扱いで、ビックリしています。
どれだけ反応があるか楽しみです。
皆様も、遊びに来てくださいね。

arduino 1.0.1 で NanoBoardAGで2つのモーターを使う方法

arduino 1.0.1で スケッチをアップロードして、SCRATCHで 2個のモーターを使えるようになりました。

NanoBoardAGで2つのモーターを使う方法 last edited on 7 July 2012 at 10:47:27 am by softbank219195146128.bbtec.net を参考に、やってみると、arduino0023では、動きますが、arduino1.0.1では変更が必要です。 変更箇所がわかったので、ノートしておきます。

1)arduino1.0.1では pins_arduino.c が hardware/arduino/cores/arduino には無く、hardware/arduino/variants/standard pins_arduino.h があるので、 まず、hardware/arduino/variants/standard のフォルダを丸ごとRCduino という名前でコピーする。

2)このフォルダの中の  pins_arduino.h を 桑田喜隆さんのRCduinoを使って利用できるデジタルピンの数を増やします。

3)boards.txtには以下を追加してください。

##############################################################
atmega8o8.name=[Optiboot] ATmega8 8MHz
atmega8o8.upload.protocol=arduino
atmega8o8.upload.maximum_size=7680
atmega8o8.upload.speed=115200
atmega8o8.bootloader.low_fuses=0x94
atmega8o8.bootloader.high_fuses=0xDC
atmega8o8.bootloader.path=optiboot
atmega8o8.bootloader.file=optiboot_atmega8-8m.hex
atmega8o8.bootloader.unlock_bits=0x3F
atmega8o8.bootloader.lock_bits=0x0F
atmega8o8.build.mcu=atmega8
atmega8o8.build.f_cpu=8000000L
atmega8o8.build.core=arduino
atmega8o8.build.variant=RCduino
##############################################################


 このように、ハードウェアの違いは、この variants のフォルダーの中に新しいフォルダーを作って、それを boards.txt の hard.build.variant=**** と記載するようになったようだ。



Bootloaderを変更するのを忘れないでね。

arduino 1.0.1 にチャレンジ

arduino 1.0.1 で、ちびでぃ~の2、なのぼ~どAGにスケッチをアップロードしてみる。
arduino0023との違いで変更しなければいけないものは、
1) optibootloaderをarduinoIDE 1.0.1でomakeしなおして、新しいbootloaderにする。
これだけで、ちびでぃ~の2にLEDのblinkをアップロードできました。

参考「Arduino 0023 でoptibootに染まってみる




 なのぼ~どAGは更に、

2) boards.txtに追加した"atmega8o8.upload.protocol=stk500"の行を
"atmega8o8.upload.protocol=arduino"に変更、これでスケッチのアップロードできました。

ところが、2つのモーター制御のための変更をしようとしたら、
pins_arduino.cのファイルが、hardware/arduino/cores/arduinoにはありません。
探したら、/hardware/arduino/variants/megaにpins_arduino.hはあるのですが、中身が違います。

スケッチの互換性に問題がありますね。

これは、もう一度 調査必要ですが、本日これまで。




NanoBoardAGで2つのモーターを使う方法


NanoBoardAGで2つのモーターを使う方法

これを試してみました。 いくつか注意点がありますンどえ、メモしておきます。

スケッチの書き換えで、していのzipファイルには複数のpdeファイルがあります。
ArduinoIDEでは複数のpdeファイルがあるとうまく動作しません。 NanoBoardAGWithMotorsRC.pde 以外の.pdeファイルは拡張子を変更しておきましょう。


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特別支援学校における教育活動支援のための 「スクラッチ・プログラミング」入門!

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 講座概要 簡単なマウス操作で、対話的な物語やアニメーション、ゲーム、音楽、アートなどをあなた自身が簡単に作ることができるプログラミングツール、「スクラッチ」を使い、1日でプログラムを作ります。


対象者:特別支援学校教員、リハビリテーション専門職員、一般社会人等どなたでも
定 員:各回5名様
会 費:ラボ利用料 500円
開催日: 1回目 6月23日 10時~15時
     2回目 6月30日 10時~15時
持ち物:お弁当、パソコン
会 場:涵養塾 清住町教室


お問い合わせ、お申し込みは、メールかお電話で

こどものための電子工作とプログラミング教室

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こどものための モータードライブ付きセンサーボード 「なのぼ~ど」の作製と、 はじめてのスクラッチ・プログラミングを体験しましょう!
スクラッチ(Scratch)の例


日 時:

  • 1回目 6月2日 10時~15時
  • 2回目 6月9日 10時~15時


定 員:各回とも5名様(5組) (小学生は親子同伴で参加してください)


会 費:


持ち物:  お弁当、パソコン

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概要:

モータードライブ付きセンサーボード 「なのぼ~ど」は右の写真の通り、ちいさな電子回路基板です。 小学生でもはんだ付け、組み立てができる、電子工作キットです。 このボードをはんだ付けして組み立てて、パソコンとつなぎ、いろんなセンサー(音や光を感じる)を使って、面白い遊び(プログラム)を創ります。
なのぼ~ど(ちっちゃいものくらぶ)
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